佐久市 通り土間のある家〔2013年5月2日〕ご主人様より
暖かい家に住むと心も温かくなる!
スタイル別にみる|新しい2世帯のカタチ(親世帯と同一敷地上に建てる)
佐久に住む私達家族3人と、福島県いわき市から移住してくる私の両親の2軒の家を建てることになりました。『木の家』を建てたいと思い、ハウジングパークめぐりの後インターネット検索で辿り着いたのが、美し信州建設さんのホームページでした。軽い気持ちで見学に行った「陽なたの家」でしたが、木に包まれた心地いい感じ、中嶋さんたちの対応が好印象でした。また、里楽の会の存在を知り、依頼主と会社が長い付き合いをしていること、アフターケアがしっかりしていることに感動しました。そして、美し信州建設さんへの建築依頼を決めました。
6月の地鎮祭では、開始とともに急に天候が崩れ、神官さんが雨乞いでもしているのかと思いたくなるような暴風雨となりました。全身びしょ濡れで幸先が悪いと不安になりましたが、社長さんに“雨降って地固まる”と慰められ、その通りだと自分たちに言い聞かせました。7月の着工式では、家づくりにかかわる全てのパートナーの方々とお会いし、宮入棟梁、清水棟梁、滝澤現場監督とも親睦を深め、この方達なら安心してお任せできると確信しました。熱中症が危惧された炎天下での上棟式では、木曽檜の大黒柱がクレーンで持ち上げられ、大工さんたちが汗だくになりながら家の枠組みをあっという間に完成させた様は圧巻でした。内部仕上げになると、変更点が次々と浮かんできて何度も修正をお願いしました。仕事のない週末に、徐々に完成形に近づいていく我が家を見に行くのが私の楽しみでした。そして待ちに待った12月の引き渡し式は、案の定・・・吹雪となりました(笑)。今振り返ると、家づくりの日々はあっという間に過ぎ去りましたが、その間に起こった出来事はどれもいい思い出です。
今回、設計の平林さんにお願いした私達の家のコンセプトは「暖かくて明るい家」でした。これまでの私達の借家は、冬には窓についた結露が凍って鍾乳洞状態となり、寝室では顔が凍傷になりかけるほどで、まるでテントでした。そんな家に10年以上住んだので、思い切って床暖房をお願いしました。おかげで、寒さ厳しい今年の冬をとても暖かく過ごすことができ、私達も両親もほっとしています。また、窓が大きく日差しがたくさん入るので、晴れた日中は照明も暖房も不要です。「暖かい家に住むと心も温かくなる」、実感している今日この頃です。
これから長いお付き合いとなりますが、宜しくお願い致します。