上田市 快適動線を考えた平屋の家〔2014年7月22日ご主人様より〕

住む人に本当の意味での感動を与えてくれる家つくりでした。

スタイル別にみる|新しい2世帯のカタチ(親世帯と同一敷地上に建てる)

 2013年1月、宇都宮から私たち夫婦の故郷である上田市に帰ることを決め、そこから家を建てることを検討し始めました。新居へのこだわりは「断熱」「風通し」「家事動線」。宇都宮で大手住宅メーカーの展示場をいくつか見学しましたが、どこも同じような家ばかりで魅かれるものがありませんでした。

そんな中、上田の友人が「あなたが好きそうな家を造る建設会社があるよ。」と教えてくれたのが信州建設さんでした。早速資料を取り寄せてみたところ、会社の家造り、木材、そして上田という土地に対する思い入れが強く伝わる、カタログというよりは読み物で、しかも「断熱」「風通し」に関しても強いこだわりが感じられ、実際の家を見る前からすっかり感動してしまいました。また、妹夫婦の家も信州建設さんの家だったことを知り、益々愛着を感じました。そして、実際中村さん、平林さんにお会いし、お話を聞き、モデルルームを見て、「ここにお願いすればきっと住み心地のよい家ができる。」という確信が生まれました。

設計を進める上でこちらの要望は多々あったのですが、すべて盛りこんでもらったら当然予算をはるかにオーバー。しかも井戸を残すという土地の制限もあったため、設計の平林さんにはご面倒をお掛けしたことと思います。予算内で収めるため妥協しなければならないこともありましたが、限られたスペースの中でうまく設計していただけたと思います。最近は地鎮祭、棟上式等、省略することが多いそうですが、信州建設さんではきちんと儀式も行い(それほど負担にならない程度で)、それが「家を建てる」ということに対する私たちの責任意識にしっかりつながりました。また着工式では棟梁の城田さんをはじめ、関係業者みなさんと顔を合わせることができ、家ができる前から「感動する家つくり」を実感しました。

建設中、私はまだ宇都宮にいたので、あまり見に来る機会はなかったのですが、棟梁の城田さんには大変丁寧に仕上げていただきました。特に造り付けの棚が多く、大手のメーカーだったら、すでに出来上がっている棚を取り付ければ済むところを、棚板一枚から丁寧に仕上げてゆくので、本当にご苦労なことだったことと思います。また現場監督の小出さんにも、その都度細かい質問や要望に丁寧・迅速に対応していただきました。

地鎮祭から8か月、6月22日にとうとう引き渡し式を迎えました。一般的な住宅メーカーだったら4か月くらいで完成するところを、その約倍待ったことになりますが、本当に待った甲斐がありました。風通しがとても良く、毎日清々しい風が家の中を吹き抜けています。入居してすでに30度以上の日を経験していますが、家に入るとひんやり感じられ、今のところエアコンなしでも快適に過ごすことができます。建設中棟梁には「エアコンなんかなくても涼しいよ。」と言われ、疑ってしまいましたが、その通りかもしれません。また、冬の対策としては、宇都宮のマンションでの床暖房がとても快適だったので、新居も床暖房(ガス)を採用しましたが、これも棟梁には「床暖房なくても十分暖かいよ。」と言われており、冬を迎えてどれだけ暖かく過ごせるか楽しみにしています。25坪と小さい家ですが、各部屋がとても広々と感じられるとともに、動線を意識した設計のお蔭で、どの部屋で何をするにも無駄な動きが少なく、とても快適です。作り付けの大きな本棚と一体となった書斎コーナーも思い描いた以上の出来で、仕事もとてもはかどります。

あっという間に家ができてしまう今の時代、信州建設さんは、時間はかかりますが、その分住む人に本当の意味での感動を与えてくれる家つくりをされています。まだ庭の整備等やらなければならないこともありますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

 

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