佐久市 安心安全やさしさ溢れるバリアフリーの家〔2008年11月5日〕娘様より
母も「近所に自慢の我が家」のようです
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安全 バリアフリーの家といえば、スロープ状のアプローチや段差のないフロアー・・・というイメージが強いのですが、今回いろいろな文献や雑誌を読んでみて、そうとは限らないことが分かってきました。年寄りが車椅子を自走させるなどということは困難極まりないことで、介助の人に押してもらうなら、車椅子は段差を登るように設計されているし、畳スペースも思い切って40cmまで高くしたら、畳に腰掛けてから上に上がれるし、降りるときも楽。手摺をあちこちに付けてもどうしても手摺のない場所はできてしまう。介護保険で歩行器をレンタルしたら、手摺など不要。かえって広くなって動きやすい。などなど。発想の転換が必要だと感じました。
設計には沢山の時間をかけ、ゆっくりじっくり母と相談しながら進めました。平林さんには思い付きとも言えるような素人の発想にも十分に耳を傾けてくださり、最終的には何回図面を書き直してもらったのでしょう・・・。信州建設さんにお願いした最大の理由はそこにありました。
快適 佐久の寒い冬を暖かく過ごしたい。断熱には特にこだわりました。採暖は床暖房にしました。床暖の熱効率はいかに断熱を良くするかで相当変わってきます。そこで、床暖の下は「これでもか」というくらいしっかり断熱をしていただきました。断熱材には今流行の「セルロースファイバー」を入れていただきました。信州建設さんにとってセルロースファイバーは初めてということで、若干不安もありましたが、在来工法からエアサイクル、OMソーラーまで何でもこなす信州建設さんだからこそお願いできること。
母、兄、私。3人寄れば文殊の知恵。お互いの得意分野を生かしながら、満足のいく家になりました。寒さの訪れとともに入居することが出来、今年の冬は快適に過ごせそうです。母も「近所に自慢の我が家」のようです。田中棟梁さんはじめスタッフの皆さん、母の顔を見に時々顔を出してくださいね。