山嶺を望む高台の住まい 安茂里の家

流行り廃りのない普遍的な美しさをもった最高の我が家となりました

地域別に見る|長野市

思いが溢れてしまいかなり長文になったので読む方はご容赦ください(笑)

首都圏出身の我々夫婦が長野に家を建てよう、と決意したのは数年前のことでした。
趣味の登山やアウトドアを通じて長野を大好きになっただけでなく、新型コロナウィルスの影響で急速にリモートワークが普及したことも、一つの要因でした。 

思い切って長野に家を建てようと決めたはいいものの、長野の気候や土地の事情など、わからないことだらけで手探りで始めたマイホーム計画でした。幸い、アウトドアが共通の趣味であったことから、夫婦の家に対するコンセプトはなんとなく2人の間で共有されているものがありました。 それらを家で実現したいノートとして形にし始め、最初に候補として検討したのは美し信州建設ではない、他のハウスメーカーさんでした。

しかし、一生に一度の家づくりにおいて、じっくり考えたい我々と、先方の間ですれ違いが生じ始め、困り果てていたときに出会ったのが美し信州建設と、営業の青栁さんでした。 

 

最初のモデルハウス見学において、青栁さんは無理に自社の良さを押し付けるのではなく、外壁や内装、断熱などさまざまな観点から大切なことを教えてくださり、物凄く誠実で信頼できる方だな、と思ったのを今でも覚えています。完成見学会も含め何度かお会いして話をしているうちに、気づいたらもうこの方々と一緒に家を建てよう、という気持ちが固まっていました。

自分達でも驚きましたが、「ここにしよう!」と思い切った決心をしたわけではなく、本当に自然に、当たり前のようにお任せすることを決めていました。

 

いざお願いすることになったあと本格的な検討に入りましたが、青栁さんだけでなく設計士の高森さん、そして現場監督の上原さんなど、沢山の方が我々の実現したい形に寄り添って検討してくださいました。

実際に土地を見に行って下さってプランを作成いただき、外壁や内壁といった基本的なことから、造作家具や収納計画、細部に至るまでここまで考えてくださるのかと、感動しました。

我々は長く住む家に対してずっと愛着を持てることを大事にしたかったため、経年変化を価値に感じることができる素材など、皆さんと一緒に家を創る、ということを常に意識して打ち合わせを行いました。ダイニングテーブルや椅子、造作ソファのカバーの素材やその色に至るまで、一緒にお店に足を運んでお家のイメージをみながら考えてくださり、毎回皆さんにお会いする時間がとても楽しく、いつまでも続けばいいのに、と思ったほどです。

 

ある時青栁さんから電話が来て、 『今、お家の和室の戸を、襖にして純和室風にするか、ドアにして家全体の調和をとるか、みんなで議論が白熱してて、是非意見を聞きたいです』とありました。 一つ一つの家づくりに会社全員が本当に向き合って下さっていることが伝わった瞬間です。

実際に建設が始まってからは、建方の際の職人さん達の言葉を必要としない一糸乱れぬ連携プレイや常に綺麗に整理された現場など、誇りを持って仕事をされている様がよく伝わりました。南波棟梁や社員大工の井出さん、みなさんいつ現場に行っても作業している手を止め、今何の作業をしているのか、どこまで進んでいるのかを丁寧に説明してくれ、現場に足を運ぶ頻度も自然と上がっていきました。

 

完成したお家の引き渡し時に、みんなで唐松の床板のオイル塗装をしながら、家が出来上がった嬉しさと寂しさが合わさって、忘れられない思い出となりました。 完成したお家はこれでもかと夢を形にした、流行り廃りのない普遍的な美しさをもった最高の我が家となりました。 どこにいても暖かく、沢山の居場所がある美しい空間で、毎日を幸せに過ごしています。 家が季節とともに、一緒に息をしているような、生きているような感覚を覚えます。

色々なハウスメーカーや工務店があり、家を建てる方々の思いがあり、それぞれに素敵なところがあると思います。

ですが、我が家は他のどの家を見ても、我が家が1番好き、美し信州建設が1番素敵な会社であると確信を持てる。自分たちがそう自信、確信を持てることが全てだと思います。 これからも美し信州建設の皆様といっしょに、この大切な家を育て、守っていきたいと思います。 

 

最後になりますが、本当に皆様と一緒に家を建てられたことを誇りに感じております。本当にありがとうございました。(2024年11月)

 

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