佐久市 日々の暮らしを楽しむ家〔2012年12月24日〕ご主人様&奥様より
夕方から雪が降り出したのにも関わらず、窓を開けなくてはならないほどの暖かさでした(^_^)
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新築の家に暮らし始めて1か月、おかげさまで、外がマイナスの朝でもパジャマ1枚で起きて来られます。
私たちの家は、OMソーラーの技術を生かして、床下をしっかりと断熱した上で、床下に5台の蓄熱暖房機を設置していただきました。実は、1階の部屋に設置した方が、電気容量も少なく、直接の放射熱で暖かく感じると思いますが、朝から床下よりポカポカ!夜になっても、吹き出し口から暖かい風がほんの~りと上がってきます!しかも、トイレもあったかいこと!温度計を見てみると15度ほどで、ヒートショック知らずです。
この暖かさは、きっと、美し信州建設さんの無垢板のおかげだと感じています。我が家は遊び心で、リビングやキッチン、階段などはカラマツ無垢板で、寝室は柔らかいスギ無垢板、そして子供室は傷つきにくさを考慮してナラのコーティング無垢板にしたのですが、やはり自然塗装のカラマツやスギの無垢板は人肌に暖かく、裸足や座っていて、とっても気持ちが良いです。
そして、週末はPecanのキッチンストーブを焚いて、炎を楽しんでいます。先日、15名ほどのパーティーを開いたときは、夕方から雪が降り出したのにも関わらず、窓を開けなくてはならないほどの暖かさでした(^_^)
私たちが家を建てることを計画したのは、わずか1年前でした。まずは、大手メーカーのハウス展示場に出かけて、それぞれの特徴を聞いて「やっぱり信州で家を建てるなら、地元の県産材を使った家にしよう!」という気持ちを固めました。そこで、インターネットで「木曽ひのき」「長野」で検索すると、「美し信州建設」さんが大ヒット!見やすいHPで、希望だった薪ストーブを設置している建築事例集が多く掲載されていました。すぐに、モデルハウス「陽なたの家」に出かけていくと、てきぱきとした中村さんとゆったりとした平林さんに丁寧に説明をしていただいて、その場で建築プランを提案をしてもらおう!と決めてしまいました。
その後、薪ストーブが良い!狭い建坪でも日当たりが良い!介護のために1階に和室を作って水道もつけて!トイレと浴室は広めで!最小限のスペースで対面式のアイランドキッチンにして!内玄関をつけて!洗濯機を階段下に入れて!柱は丸い柱にして!などなど、様々なお願いをしてきました。どんなお願いも、少し考えて、きちんと説明してくれて、一つ一つ実現していきました。その図面作成の過程がとっても楽しかったです。
建築になると、中嶋社長も参加されて、地鎮祭をしっかり行い、いよいよ家を建てるんだなと感じたものでした。うちの父に棟板の字を書いてもらい、嫁の父が建前に来てくれるなど、みんなで作ってきた家でした。
また、実際に現場の仕事に関しては、現場監督の滝沢さんには床材の変更や軒天の無垢板への変更、キッチンのタイルの変更や玄関のモルタル壁からそとん壁の変更など、建築が開始になってから、本当にいろいろとわがままを言わせてもらえました。なるべく、早めに変更は考えていたのですが、そこは建築に関しては素人なので、田中棟梁さんには、時には、実際に工事が済んでから、やり直していただいた個所もありました。田中大工さんには、きさくに素人の畑にアドバイスなどもいただき、楽しい夏のミニトマトやとうもろこしの収穫も迎えることができました。
さらに、電源の計画に関しても、十分に家具の寸法を計測していなかったために、途中でコンセントの高さなど変更していただき、松沢電気さんにもお世話になりました。サクスイさんにも丁寧な下水チェックポイントなども教えていただきました。ヤマショーさんには、ストーブの火入れですでに周囲が暗くなってきているにも関わらず、しっかりと着火の確認をしていただき、今でも、根気よくストーブの着火を確認して安全に使用できています。寒い日は、本当に身も心も温まる感じがしています。
本当に、様々な多くの人たちに助けられながら完成した私たちの家です。でも、これからどんな風に使っていくかが、多くの人たちへの感謝の気持ちを表すことになると思っています。長く、大事に使って、より多くの人たちが集まって、「なんかわからないけど、気持ちの良い家ですね~」と寝そべって、話ができるような家にしていきたいです。(ご主人さまより)
昨年の11月に住宅展示場やモデルハウスを見に行き始めた頃を思い出すと、今こうしてこの素敵な家に住んでいることは、本当にすごいことだなぁと、しみじみ思います。真夏の暑い日も、寒い風が吹くようになってからも、現場に足を運ぶと、いつも気持ちよく仕事にあたっていただいている美し信州建設の皆さん、パートナーの皆さんがいました。
ここ佐久平は、私にとって初めて住む土地でしたが、そんな私の話し相手にもなってもらい、現場の片隅で始めた小さな畑は、工事が進んでいく現場の様子とともに、楽しみながら育て収穫をすることができました。
誠実に丁寧に建てて頂いたこの家を生活の土台として、日々を丁寧に、彩り豊かに暮らしていければと思っています。
いま信州の厳しい冬を迎えますが、家の中は暖かです。
薪ストーブの炎は、キッチン、リビング、2階の吹き抜けと、一体感のある空間にゆれて、家全体を暖め、宴の楽しいひとときや、ゆったりとしたくつろぎの時間を‘いい感じ’に演出してくれています。
みんなに遊びに来てもらいたくなる素敵な家ができました。本当にありがとうございました。そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(奥様より)