佐久市 ホームライフを楽しむ家

「これはもう運命だな〜」と思った

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 家づくりを考え始めたのは都会で賃貸暮らしをしていた頃でしたが、 それから完成までは、約5年間かかりました。長野に帰ってきてから完成までの4年間は、再び賃貸暮らしをしながら、どんな家を建てたいのか、考え方を書き出していきました。その結果、長野の風土に合った建築、長く愛せるデザイン、快適で機能的な設備や間取りという3点から、建築会社を探すことにしました。


 何社かのモデルハウスを見学する中、美し信州建設さんの自然素材でできた空間の心地よさに感激し、それから完成住宅の見学会にも何回かお邪魔させていただきました。完成目標の時期まで数年間の余裕があったこともあり、じっくり検討したいと思っておりましたが、営業の中村さんはそうした考えを充分に理解してくださいました。まずは考え方をまとめるシートの作成から始まりましたが、急かされることもなく、放っておかれることもなく、心地よい距離感で見守っていただくことができました。その後、設計の高森さんを交えた打合せでは、長時間にわたって何度も話を聞いていただき、プラン作成まで進んでいきました。


 正直な話を申し上げると、この段階ではまだ他社さんとのやり取りも続いており、美し信州建設さんにお願いすることは確定ではありませんでした。最終的にお願いすることになったきっかけは、美し信州建設さんの新たなモデルハウスを設計された伊礼智さんの事務所に、高森さんが研修に行かれているとお聞きしたことでした。家づくりのために最初に購入した本が伊礼智さんの著書であり、その考え方に強く共感しておりましたので、打合せの帰りに「これはもう運命だな〜」と思ったことをよく覚えています。


 その後も、もうこれ以上考えられないというくらいまで考え、何度も何度もプランを修正していただきました。


 以上のように家づくりが進んでいったわけですが、満足のいく家づくりの一番の要因は、私たち家族の考え方と、美し信州建設さんの考え方が一致していたことであったと思います。


どの建築会社にお願いするか、それから相性はどうかということが、家づくりの成功には大変重要であると感じました。また、当然のことながら、工事の滝澤さんや田中棟梁をはじめとして、職人さん達の技術力の裏付けがあってこそだと思います。


 自然素材の家は「共に暮らす」という感覚で、時にはメンテナンスが必要なこともありますが、適切に補修や点検をしていただいており、とても心強く感じています。

 

最後になりましたが、中村さん、高森さん、滝澤さん、田中棟梁、それから携わっていただいた多くの職人さんに改めて御礼を申し上げます。このたびは誠にありがとうございました。
この家で家族とともに年を取っていけることを、心から楽しみにしています。
今後も末長いお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。(2021年8月)