上田市 信州のRC造白亜の住まい〔2011年8月21日〕ご主人様より

関わってくださった方々の熱意の結晶が我家だと思います

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今からちょうど4年前の夏、自宅を建てる構想を建築家の先生と話し始めました。それから幾度となく打合わせを繰り返し、初期の構想からどんどん変化するアイデアを半ばあきれながら、半ば楽しみながらやっと完成にこぎつけました。家造りはいかに施主のわがままを、具現化していただくということにつきるのではないでしょうか。あるときは漠然としていて、あるときは専門家からみたらあきれられるようなアイデアを、辛抱強く聞いて設計図にしていただいた建築家の先生、それを形にして下さった美し信州建設のみなさん、本当にありがとうございました。
美し信州建設のみなさんの仕事ぶりはよくわかっていましたので、全く心配はしていませんでした。職人さんの腕前が一流なのはもとより、工事中様々な職種の方に関わっていただきましたが、全ての方がいつもとても気持ちよく挨拶をして下さったことが印象に残っております。これはひとえに中嶋社長をはじめ、美し信州建設を育んでこられた方々のお人柄によるものだと思います。
家造りとは因果なもので、職人さんが一生懸命造った建物や造作も、完成したら施主に引渡してしまい、職人さん達が中に入ることはめったにありません。引渡しの時は「かわいい娘を嫁にやるような気分」とおっしゃっていましたが、その気持ちはわかるような気がします。みなさんが一生懸命につくってくださった我家、関わってくださった方々の熱意の結晶が我家だと思います。このような素晴らしい贈り物をいただいた私たちとしては、それに見合う住まい方をしなければいけないと思います。それはこれからこの家で、育っていく子供たちにも伝えていかなければいけない大切なこと。家造りを通して人と人との絆を大切にすることを、美し信州建設さんが伝えてくださっているのだと思うのです。


■設計/㈱アトリエブンク様