小諸市 住宅地に建つ広がり空間の家〔2013年9月27日〕ご主人様より

この家で家族と共にたくさんの思い出を作っていきたいと思います

スタイル別にみる|新しい2世帯のカタチ(親世帯と同一敷地上に建てる)

引き渡しが完了して早くも半月以上が経ちました。今はこの新しい家で日々の生活を満喫しています。思えば長かったようであっという間の家作りでした。

最初に家を建てようと本気で考え出したのは妻の妊娠がきっかけでした。2人で住むには十分なアパートでしたが子供が増えるとなる狭いと思い、家を建てようと考え始めました。ゼロからのスタートだったのでまずは住宅セミナーに参加しました。どのセミナーもハウスメーカ主催のもので、最終的には「わが社で是非!」というものばかりでした。そんな中とあるセミナーで、『私はどの会社も勧めません。自分で建築会社を探しなさい。』というスタンスで、家についてひたすらに熱く語る先生に出会いました。その方は「家を建てるなら木の家にしなさい。レベルの高い職人を持っている地元の会社で建てなさい。ハウスメーカだけではなく地元の会社の完成見学会に参加しなさい。」等々…どれも納得のいく説明を混ぜながら私達にアドバイスをしてくれました。特に印象に残っている内容としては、「見学会に参加した際には、素人目で端や細かいところまでよく見て汚いと感じたらそこの会社はやめなさい。」というアドバイスでした。見学会ではその点に注目して見ると、確かに素人目にも怪しいような箇所がありました。隅まできれいに作れる会社なんて存在しないのではないかと思うくらい、どの会社も同じような出来栄えに半ば諦めつつありました。

そんな時たまたま見つけたのがこの美し信州建設さんでした。ちょうど見学会が開催されていたので参加してみました。すると、今まで見てきた家と全く異なり、玄関を開けた瞬間の木の香り、梁や柱の美しさ、木の温もりを感じられる家で衝撃的だったのを今でも覚えています。しかも隅までとてもきれいで、やっと見つけたという嬉しさと本当にあるんだという驚きの気持ちでいっぱいでした。出迎えてくれたのは副社長の中嶋さんでした。こんな私達にも細かく丁寧に家について説明していただきました。
また、建築士の久保田さんは女性目線で細かい所まで気を使い、私達の希望以上のものを直ぐに図面にしていただきました。
 資金に関して不安がありましが、アドバイスを頂きながら可能な範囲で不要なものを削り予算内に納めていただき本当に助かりました。

こうして無事に契約でき、実際に工事がスタートしました。
私達の家を建ててくれることになった南波棟梁はいつもにこにこして優しい雰囲気の方でした。棟梁というと怖いという勝手なイメージがあったのですが、南波棟梁はとても穏やかな方で話しかけやすく親近感が沸く方でした。柱の一つから木目の見え方・木の組み方まで細部に渡りこだわり抜かれた仕上げに本当に感動しました。

工事期間中は毎日ホームページをチェックしたり現場に行ったり、完成する姿を色々想像しながら楽しみに見させていただきました。変更点があれば滝沢さんに追加でお願いしたり、いろいろと迷惑をかけたりしてしまいましたが、いつも笑顔で応えていただき本当に感謝しています。真夏の工事でしたが、南波棟梁はじめ工事に携わっていただいた方々、暑い中丁寧に仕事をしていただき本当にありがとうございました。

9月下旬、待ちに待った引き渡し式が行われました。本当に自分達の家が完成したと思うと感動で胸がいっぱいになりました。
寝っ転がって吹き抜けの天井を見上げると、とても気持ち良くずっと見ていても飽きません。吹き抜けの窓からはたくさんの光が入り、リビングを明るく照らしてくれます。無垢の床にして素足で生活するようになりました。1歳の息子は家の隅から隅まで動き回り、階段を上ることに一生懸命です。ついでに晴れの日は太陽光パネルが仕事をしてくれて、我が家の家計を支えてくれています。信州建設の皆さま、木の温かみを感じられる素晴らしい家を建てていただき本当にありがとうございました。
先日、少し遅れて息子の1歳の誕生祝いと新築祝いで両家両親が集まりました。みんなに良い家だねと言ってもらえて本当に嬉しく思いました。息子は一升餅を背負わされ、大泣きしている姿を写真に撮りました。さっそく新しい家でとても大きな思い出を作ることができました。これからこの家で家族と共にたくさんの思い出を作っていきたいと思います。
最後になりましたが、私達の家作りに携わっていただいた方々に深く感謝致します。本当にありがとうございました。これからも末長いお付き合いを宜しくお願い致します。

 

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