青木村 優しさ溢れる大きな平屋
えっ?百年住むの?
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“百年の家”?
建築現場の垂れ幕を見て「えっ?百年住むの?」
思考回路が時々回らなくなる私の頭は、
「百年住む?」「私はもう60代」
「いやいや無理あるでしょう」・・・
しばらくして回路が繋がってから、
「いやいやそうじゃない」百年も快適に住めるんです!百年も住みたくなる家なんです‼
住み始めてまだ数カ月ですが、もうすっかり馴染んじゃいました。(設備等の操作は、まだイマイチですが)生まれた家も、黒光りした板戸と畳の昔の家。子供の頃立て直した家も、大工さんがトントン釘を打ち、庭で鉋を掛けて何カ月もかけて建てた家。あの木の香りがよみがえってきました。
そして今回で最後かな?終の棲家(百年住まないといけないけど)も、やっぱり木の香りとぬくもりいっぱいの家。出会えて本当に良かったです。
「かまちって何?」「一尺って何センチ?」
全くの無知の私が、一人で家を建てるなんて無謀にも程があると思われたのですが、病気の主人が快適に暮らせるには、介護しやすい間取りは・・・と親身になり設計してくださった髙森さん、色々な情報をまめにくださり、相談にのってもらった中村さん、たまに足を引きずりながらも、休みの日にも工具の音を響かせていた田中棟梁、汗をかきかき駆けつけてくれた小出さん。関わってくださった美し信州建設の社員や業者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
改めて、大工さんて素敵な職業だな。そして木曽ひのき、信州唐松等の県産材にこだわり、愛着を持ち仕事に携わっている美し信州建設さんのポリシーに感銘を受けました。
今後も日本の木を育て大切にし、国の宝を守っていってください。
ただひとつ想定外だったのは、主人と二人、柱一つ一つをいたわり、静かに暮らすつもりの家でしたが、週末になると孫達が飛び回り、物を落とし、こぼし・・・。
床はキズとシミで既に可愛そうな状態に・・・。そして柱には成長の記録が・・・。
でもそれも生活の証しと、良い思い出になるでしょう。
追伸
先日外出から戻ると、ウッドデッキにタヌキがぽつんと!
何?タヌキにも住みやすい家ってこと?(2022年4月)
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