i-works

多くの人が心地よいと思える家を、手が届く価格で。

これまで建築家の建てる住まいは、ある特定の個人のための「特殊解」な家でした。

しかしながら、心地よさを突き詰めていくと、多くの人が居心地がよいと感じる「一般解」にたどり着きます。

建築家の伊礼智氏は、そんな心地よいと感じるスタンダードな住まいをこれまでも目指されてきました。

i-works projectは、そんな伊礼氏の家づくりをプランに集約したものです。

設計と施工の両面から無駄を省くことで、頑張れば手が届く価格で永く愛着をもって暮らすことができる住まいの提供を目指しています。

私たちは伊礼智氏のそんな思いに共感し、i-works projectに取り組むこととしました。

 

 

目指したのは、プレタポルテな家づくり。

「プレタポルテ」とはアパレル業界で「質の高い既製服」の意味。

誰かのためのフルオーダー住宅「オートクチュール」ではなく、建築を「標準化」することにより、オートクチュールの上質さを纏(まと)った既製住宅を、手が届きやすい価格で提供する。それがこの i-works project の狙いです。  

 

i-works 1.0 信州バージョン

伊礼智氏と協働し、信州の気候風土に対応した“i-works1.0”信州バージョンが誕生しました。

心地よい居場所をあらゆるところに設けた、シンプルで滋味あふれる住まいです。

i-works1.0 森の中で暮らすを見る

i-works1.0

画像

大屋根が印象的な1.0は、延床29.32坪。勾配天井の吹き抜けの開放感で、家族4人がのびのびと暮らすことができます。玄関脇には外物置もあり、収納力は充分です。

詳しくみる

i-works2.0

画像

もっともコンパクトな、3.5間x3.25間。コンパクトな中にも暮らす人の居場所を確保。限られた面積の中で、考え抜かれた無駄のない空間構成になっています。かわいらしさNo1。

詳しくみる

i-works3.0

画像

i-works 1.0と2.0の ”ちょうど中間” の3.5間角のベース。納戸付きの広々とした玄関スペースに加え、L型のキッチンを採用して回れる家事動線を実現。下屋との組合せも可能です。

詳しくみる

i-works4.0

画像

i-works初の平屋タイプ(申請は2階建て)。4畳半を組合せたプランには、使いやすいコックピット型のキッチンを採用。真壁工法でi-worksの中でもっとも目視率が高い。

詳しくみる

 

建築家 伊礼智 

1982年、琉球大学理工学部建設工学科卒業後、東京芸術大学美術研究科大学院修了(奥村昭雄研究室)。丸谷博男+エーアンドエーを経て、1996年伊礼智設計室開設。
2012年「i-works project」建築家・工務店・メーカーの協業による豊かな住まいづくりを立ち上げる。2013年「i-works project」でグッドデザイン賞
著書『伊礼智の住宅設計作法III 心地よさのものさし』『オキナワの家』『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』『伊礼智の住宅設計』など多数。