設計

「心地よい住まい」は、数値で表すことのできる性能と、感覚的なデザインにより生まれると私たちは考えます。目に入ってくる景色や光、感じる風、心落ち着く居場所、さまざまな感覚を捉え、心地よい住まいをデザインします。

 

1. 敷地と周辺

敷地の読み込みが設計の鍵です。その場所に立った感覚や印象を大切に、設計に反映します。時間を変えて訪れたり、複数人で敷地を見て意見交換しながら進めることもあります。

 

2. 外観

建物全体の高さを抑えたご提案をします。これは、重心が低く落ち着いた佇まいを生み出すためです。奇をてらったデザインは好みません。町並みにしっくり馴染んで同化することも重要だと、私たちは考えています。

 

3. 室内

天井の高さは少し低めに設定します。これは奥行や広がりを感じられるためです。場合によって、吹き抜けや勾配を組み込み、空間に変化をつけます。

 

 

 

4. 居場所

住まいは小さな居場所の集合体です。あちこちに居場所をつくり、空間を多義的に使う。例えば階段の一段目もひとつの居場所になります。家族が程よい距離感で同じ空間に居られる、心地よい居場所を提案します。

 

5. 窓

窓は景色や風を取り込み、室内にいても季節を感じられる場所。視線の抜けや光の広がり方を考え、窓の位置や大きさを決定します。また外観の印象も左右するため、充分考慮して設計します。

 

6. パッシブデザイン

自然エネルギーを最大限活用し、日照や風の通し方を考慮した設計をします。断熱性能を高め冷暖房エネルギーの使用を最小限に抑え、省エネで快適な住環境を実現します。

 

7. 室内環境

暮らし方や気候に合わせて、さまざまな冷暖房設備をご提案します。

 

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