長野県産材にこだわる理由

第一に、長野県は木曽ひのきをはじめ、南信州産杉など良質な木材の産地であること。第二に、信州の厳しい自然で育った木材は、堅固な構造体(骨組)を築く上で最適なこと。また床・壁・天井などに用いた場合、柔らかな肌触りとやさしい温もりが、心地良いからです。

また、森林は洪水や土砂崩れなどの災害を防ぎ、渇水を緩和する機能を持っています。山が放置されるということは、集中豪雨による洪水や、夏の渇水などの災害をもたらす原因になります。現在国産材の利用は低下していて、山の手入れが行き届かず、山は荒れ放題と化しています。
私たちが長野県の木を用いて家を建てているのは、山が健康であることが町に住む私たちにとっても大事なことであり、しかもそれが良質な材料であるからです。