岩月電工の岩月です。
私の趣味のひとつ鮎釣りについて、話したいと思います。鮎釣りは、友釣りと言う釣法です。野鮎は成魚になると、石に付いたアカ(藻類)を主食として、その石の廻りに縄張りを形成します。そこに、他の鮎が入ってくると追い払おうと体当たりをします。その性質を利用して、おとりの鮎に鼻カンを通し尾に掛針を付けて、野鮎が居そうな所へ泳がせ体当たりしてくる野鮎を釣り上げるという釣法です。
なんと言っても友釣りの醍醐味は、野鮎が掛った時の引きの強さです。針が口ではなく、体に掛るので引きの強さは鯛並です。また、鮎は体力があるので、長い間“ググッー、ググッー”と引きます。友釣りを一度体験すると、やみつきになると言うのもこの引きの強さが忘れられないからです。また、真夏の暑い時に、川の中へ入って竿を出していれば非常に涼しいです。
もう一つの醍醐味は、食べる楽しみです。釣れた時の鮎は、スイカの匂いがして全く生臭くありません。塩焼きの鮎を食しながら、お酒を一杯がたまりません。
今年も6月の鮎釣り解禁が待ち遠しいです。