社長 中嶋守夫 自己紹介

ガルバリウム鋼板

公開日:2015/04/20(月) 更新日:2020/07/08(水) 未分類

 最近は屋根だけでなく、外壁にもガルバリウム鋼板を使う家が多くなりました。
全て金属にするのではなく、モルタルの外壁や、木をうまく組み合わせる事でやわらかい印象となり、住宅にも違和感無く使えるようになります。
 ガルバリウム鋼板は、鉄板の表面に、アルミと亜鉛を溶融メッキしたものです。
トタンは鉄板の表面に亜鉛メッキしたものです。
亜鉛は、鉄とくっついていると、電荷が発生し酸化しにくくなります。つまり錆びにくくなります。
しかし亜鉛は水に溶ける性質のため、長く雨に晒されていると、次第に亜鉛層が薄くなって錆びるようになります。トタンの錆は、壁の場合、全面均一に発生していますよね?
ガルバリウム鋼板は、その欠点を補うため、溶けやすく付着度の高いアルミと一緒に高温で有着するため、水にさらされてもトタンのように亜鉛層が流れることが少ないのです。
しかし長時間外部に放置されると、亜鉛層が無くなってしまうので、錆びることになります。
その期間はかなり長いと思います。
ひっかき傷が出来て、メッキ面に傷が出来たら、そこから錆びる可能性はありますが、そこから錆が進行することもありません。
気になるようでしたら、亜鉛塗料を塗りつけておけば大丈夫でしょう。



1ページ (全364ページ中)