建物の性能を表す基準が変わりました。
従来は建物の断熱性能のみで省エネルギー基準が設定されていましたが、今回の『平成25年省エネルギー基準』では、建物の断熱性能のほかに、冷暖房や給湯、換気、照明、太陽光などの設備機器の性能も加味され、一次エネルギー消費量による基準となりました。
断熱性能だけでみても、以前の『平成11年省エネルギー基準』よりも厳しい基準値が設定されています。断熱材の性能や、開口部(サッシ)の性能アップも必然的に必要となります。
弊社の仕様も以前の『平成11年省エネルギー基準』の次世代省エネルギー対応としてきましたが、基準の改正にあたり、性能アップを図っております。建物の断熱性能を【外皮平均熱還流率=UA値】とし、UA値を0.56〔W/(㎡・K)〕以下に設定することを考えております。
建物一戸ごとに計算をしていくことになりますので、地域や、設備機器により数値が変わりますが、しっかりとした建物の性能を表示していきたいと思います。