私の家のご近所で、本庭~裏庭に向かう通路に門を造ってほしいと仕事の依頼をいただきました。お茶室や数奇屋門・くぐり門・神社・お寺のような仕事は、特殊な工法・納め方があるのでとても奥深く難しいです。お話をもらってから私も門について色々勉強をしたり、神社や観光名所にある門の寸法を参考にしたりしながら考えてみました。パートナーの井出棟梁には長年培った知恵や知識をもらいながら、手刻みから組み上げまでしてもらいました。さすが井出棟梁!!という匠技のくぐり門が完成しました。すべての材がオール木曽檜造りで屋根と根巻きは銅板で仕上げられています。お客様にも「美し信州建設らしい仕事」と本当に喜んでいただきました♪私もとても嬉しかったです。昔ながらの伝統の仕事や工法を大切に守りながら、またその伝統を次の世代に繋げていけるような現場監督になれればと思いました。