宝物庫の片付け

昨年末に、弊社宝物庫（木曽ひのき保管庫）の片付けを行いました。

この倉庫は、約40年前に先代が長野県で住宅を造るのに「木曽ひのき」という素晴らしい材料を是非多くのお客様に知ってもらいたいし、使ってもらいたいとの思いと、上田の気候に馴染むようにゆっくりと寝かせるように造られました。（HPご覧ください。）

少し手狭になってきたことやもっと使い勝手を良くしたいとの要望を受けてまずは大掃除からとなりました。

片付けが進むにつれ、先代が強い想いをもって造った倉庫には、最近ではあまり出番のなくなってしまった床柱などの材料や、保管のために巻いた昭和の時代の新聞紙など、所々に40年の月日を感じながら、幼少の頃から何度もこの場に来て、木曽ひのきの良さを説く父の後ろ姿を思い出しました。

どんな偶然か、片付けの行われた12月25日は父の命日と重なり感慨にふけるばかりでした。

これからもこの倉庫と共に、長野県産材の良さを皆さんに知っていただくように努力していこうと心に決めた1日でした。